鎮守の森を夢見る会

     夢の森学校・特別教室の一日

 イベント日  2013年10月27日(日)
 内容 山歩き。間伐体験・オカリナコンサート・樹林気功体験・インドカレーの昼食・夢の森音楽の時間・国語。詩の朗読・最後は道徳の時間 夢の森学校 特別教室
 参加者数  43名

台風27号、28号の到来で、27日のイベント開催どうなることかと心砕きましたが、前日から雨も上がり、被害も無く、
無事当日を迎えたら、なんと晴れ!という事で無事開催の運びとなりました!まったくヨカッタァ〜

まずは自己紹介から。
今回は地元の方から遠くは大阪、名古屋、桑名、四日市、津、松阪、飯南、一志、嬉野、美里と方々からの参加者のみなさん。
今日ここに集う事が出来るのは、きっと何かのご縁ですね。皆さんどうぞ一日よろしくお願いします。はじめっから和気藹々のムード。10時きっかりにスタートです。今回は『夢の森学校、特別教室』という名目で開催。皆さんしばし子供に帰って頂きましょう、という事で、公道は2列に並んで、右端を歩く。です。

自然観察で草木と親しくなろう 理科の時間特に生物
途中、いろんな草木の事を知ってもらうために、説明する藤田。このイタドリは虎杖根といいまして・・・根っこに効能がり・・・女性系のホルモンを整えたり・・肝臓の働きにもよいし・・・とか、山芋のツルと五葉アケビのツルを見つけて話をしたり・・・ガマズミの実がこれでね〜とか。
  
 ここでココロノート 自然の中には、本来お薬がいっぱいなんですね。自然が本当の意味で豊かだと、私たちはそこにいるだけ、行くだけで、随分健やかにさせてもらえる、森は大自然のホスピタルなんだっていう話をしながら、歩きます。

ガマズミの木の先に、間伐体験の杉林が見えてきました。ここで社会科の時間間伐の体験!
                      
  会の男性に準備をお願いして、体験したい人に指導してもらいました。間伐とはどういう事か、とか、少し説明しながら。
                    木を切る事は、この木の命を葬ることでもあるんだって、伝えた。

 ここでココロノート間伐作業はスギやヒノキの単層林では絶対不可欠な作業です。何故って、人が植えてしまったものだから。それに、杉、ヒノキしか生えていないから、保育していかなくてはならない場所なんです。それが出来ていないところだらけ。何故か?それはお金にならないからです。人間社会ってそういう事です。で、自然が荒れているんです。で、あなたの心も荒れるんです。
 その時の時代の流れだから仕方ないのかもしれませんが、捨て置かれる木の身になってみてください。そこにしか住めない動物たちの身になってみてください。
 自分のその時の気分やら、興味やらで、昔大切だった場所や仲間を忘れて行くのも、ヒトの常です。でも、残る者の気持ちにもなってみてください。人の常を非難するんじゃないんです。ただ、昔を、思い出やお世話になったことを無意識に切り捨てて行くことと、山のこの状態とはさほど変わりはありません。何かに関わるという事は、ある程度の責任がかかって当然ですし、そうでなければ深まっていかないものでもあると思うんです。めんどくさい事、やったらやっただけ、人としての深み、魅力が付きます。この山の活動は、ほんとはそこなんです。

歩きながら体ほぐしと樹林気功の時間 しいて言えば体育の時間?
間伐体験をした後も山を歩いて進みます。途中で気功して、広場で気功して、あ〜気持ちいい。

 自然の中でほぐされると、体も心もホッとします。
オカリナ演奏 音楽の時間その1鑑賞
広場でサプライズがありました。ここから20分ほどオカリナの演奏を聴きます。
お二人は松阪の演奏家です。カラビンカの会のメンバーさん。
この日の雰囲気にあわせて、大変軽快なオカリナ演奏をして下さいました。みんな聞き惚れてます。体動かしたり、リズムとったり^0^
 随分森の中で響いていました。
ありがとうございました。お二人とここで別れて、さらに山道へと進んで行きます。

山で腰痛にならない歩き方のレクチャーをしたり、あれしたり、これしたり、とそうこうするうち、荒れた山の中へ。社会見学の時間
   
                              単層林の中がいかに寂しい風景か、という事を体感していただけたかな・−:これじゃ生き物の                  食べるもの何にもないわ・・・ホントにごめんなさい。鹿さん、ウサギさん、たぬきさんたち、イノシシさんも猿さんも・・・

さ、モンモ山歩きも終了です。

ここでココロノートモンモ山とは、私が名づけた山のこと。歩いていて、もんもんとするだろう、寂しい山のこと。
山歩き、今大変ブームです。でも、私は山の荒れていること知っているので、山歩きがあまり好きではありません。
荒れた山を歩くのが心痛んでしょうがないんです・・・そしたら、豊かな杜に行って山歩きすればいい!そうですね。たまにはそういうところに行きます。でも、そこに行って自分だけ気持ち良くなるのが私には少し苦痛なんです。やっぱり私の心にはこうした荒れた森の風景が見えているんです。だから、山に行くんだったら、その分、間伐作業を少しでも多くしようと思うんです。
 森林税が導入されます。今回、三重の政治家の方が2名参加して頂いていました。私は出来れば、本当に豊かな杜の再生の為に100年200年といった長いスパンでの杜作りのために税金を使ってほしいと切に願います。豊かな杜は私たちにとっても本当の贅沢になるんです。町おこし、地域おこしと謳うなら、美杉や山間部なら、深い豊かな杜を再生することが、人を引き付ける最大の財産になると思います。参加された皆さんにも、関心をもって頂きたいことです。

砂防ダムのところ、竹藪のところ、少し説明して降りてきました。もうすぐ夢の森です!


家庭科の時間
大西先生が、インドカレーの昼食の説明をしていただきました。ターメリックライスとチャパティに野菜カレー・ダルカレーをかけて頂きました。インド、本場の本物の味だそうです。日本のカレーはヨーロッパから入って来たんだと。なるほど、そうか、植民地のせいか。勉強になったです。

      チャパティの説明

  火をおこしてもらって、チャパティを焼いて、食べる!んん。いい感じ^0^大西先生、前日より大変お世話になりました。ありがとうありがとうどうもありがとう!!!!感謝です。いろいろぶつぶつ言ってごめんね^0^;反省。
   この食事の時に、白塚饅頭(今回参加の津白塚の保育園の先生から)と、今回持参してくださった松阪のケーキ屋さんのオーナ手作りの商品と、愛知の美浜みかん(うちの親戚から送られた)の差し入れがあり、みんな美味しく頂きました。ありがとうございました。

ここでココロノート誰かの為に何かをしたいと思うのが、愛、という事を知った・・・です。歌の歌詞です。プレゼンテーション出来る人は、いつも何かもらってばかりの人よりも、心が豊かだと思います。

さあて、食事も堪能しました。ではこれより午後の授業を始めたいと思います。
キンコンカンコーン キンコンカンコーン 
音楽の時間その2みんなで合唱
ふるさと。里の秋。小さい秋見つけた。もみじ。赤とんぼ。この5曲、余りにも有名な秋の歌。歴史的背景などを説明してもらいながら、みんなで大きな声出して歌いました。気持ちいいね、声出すとね。
音楽、弾いてくださったのは津市の音楽家 小高さん。伴奏に徹して下さり、大変心地よく歌う事が出来ました。ありがとうございました。


里の秋の歌詞とか時代とかが、この美杉の杉山を作り出してしまった時代と重なる。終戦の頃の歌なんですね。歴史は繋がって、今が在る。当たり前だけど、そんな事感じます。戦後に生まれた私たちが、戦後の植林政策の結果のまっただ中で生きてるんですからね。
         
舞台の上の10名は、その場でお願いした、にわか仕込みのクワイヤー。ちょっとびっくり参加です^0^ありがとうね。

国語と道徳の時間
 
金子みすずの詩の朗読とその曲の演奏。6つの有名な詩の朗読を3名の方にお願いして、
しんみり。金子みすずの繊細さと子供のような着眼点、そして命に対する眼差しが、かなり伝えたいことと重なるので、今回使わせて頂きました。

最後に、手前味噌ですが、私藤田が作った詩をみんなで読んでいただいて、この会というか、私が伝えたい事を凝縮した詩なので、それを最後にしました。ら、もう一回読んで欲しいとの声を頂いちゃいました。で、恥ずかしながら。小高さんのバックミュージックを頂きながら、も一回。

      いつかきっとの夢の先に       詩      藤田雅子

 

    いつかきっとの夢の先に                     いつかきっとの夢の先に

   春にきれいな花が咲き                      冬に暖かな春を夢見て

   飛ぶちょうちょうが喜んで                    待つ生き物たちが

    沢山たくさん翅広げ                       木の葉のベッドでゆっくり

    蜜吸う陽だまりがありますように                 眠る静かな奥山がありますように 

 

   いつかきっとの夢の先に                     いつかきっとの夢の先に

   夏に小さな魚らがいっぱいに                   こんな季節が毎年めぐる

    岩間をスースーと                        幸せの中で住めますように・・・

   並んで楽しく

    泳ぐきれいな小川がありますように

 

   いつかきっとの夢の先に

   秋に木の実がどっさりで

   シカや熊やらイノシシ、サル、タヌキ、ウサギ、野ねずみらが

    たらふく食べても有り余る

   命豊かな杜がありますように

   
                           
 これで最後、の時間に、みんなで手を繋いで、少し佇んでもらいました。今日一日の事、思い返すあるいはその瞬間を味わう、または音楽に耳を傾ける、あるいは森の命の夢を見る・・・・そんな、3分くらいの時間・・・ほっこりした心が顔に現れていましたね、みなさん。

これにて特別教室は終了となりました。ほぼ一日、ご一緒下さった40名ほどの皆さん、今日一日をありがとうございました。良い思い出になりますように。又、お会いしましょう。
解散と後片付け掃除の時間
何事も終わりよけれなすべて良しです。最後の片付け、人が多ければ多いほど助かります。みんな、山から運んで下さったし、たったと終われて良かったです。

最後のココロノート本当に会のスタッフに徹してくださった皆さん、ありがとうございました。皆さんがいなければ、この日の学校は成り立ちませんでした。いつもながら感謝です。あと、この会の活動は3年を切りました。新しい参加者がどんどん増えるという事も考えられません。私としては今まで良く山の活動に参加してくださっている皆さんとのこのご縁で、あと3年を過ごし、終わりたいと切に願っています。諸事情いろいろあるでしょうが、期限を作った私の気持ち、ぜひ汲んで頂きたいです。これからの年24回弱、出来たらいつも会いたいと思う皆さんなのです。どうぞこれからもよろしくお願いします。ありがとうございました。