鎮守の森を夢見る会


             

             夢の森に植えられたモミジ・・・雨にぬれて美しい・・・(フォト橋本義男氏)

活動日 11月19日《日曜》
作業内容 10周年記念イベント
参加人数 54名

 1996年に会が発足してから10年の歳月が過ぎ行きました。
この日はあいにくの雨。それでも54名の参加で、夢の森の成長を観察
し、10本の記念植樹をし、森の家にて昼食パーティー。
なんとも心温まる、まるで懐かしい同窓会のような雰囲気の10周年祭と
あいなりました。

夢の森に来て木々の生長を観察。 10周年イベントとして、
            10本の木を植樹

   斉藤さんお久しぶり!
山本つゆさんと荒木田かほちゃん10年前にかほちゃんは2歳でした。この木が最後の10本目。お二人は10年前の植樹にも参加して頂きました。 お集まり頂いた皆さんとのスナップ。
雨の中ありがとうございました。!
森の家で
フォト橋本義男氏
雨のため、見守りの後は森の家に移動。そこで28冊にも及ぶスケッチブックを見ながら、昔を懐かしみ、10年間に思いをはせる。 10年の歩みをプリントを使って説明
10年間でなんと延べ4433人の参加。267日の活動。
反省すべきところ、今後の課題なども説明。
サプライズにお願いした、松阪の飛鳥ギタークラブ、宮崎さんによる、お祝いギターコンサートの様子。めちゃくちゃ茶目っ気のある方で、雰囲を和ませてくださいました。ありがとう! この日は肌寒く、しかし、森の家のいろりはパワー全開!!暖かい空間を演出してくれていました。ちょっと煙たかったけどね〜

PS:ナメタケ。こんなのが出来てました。お昼キノコ汁に入れて頂きました!
(フォト橋本義男氏)

以下、当日の資料を簡略して掲載します。

夢の森の10年・成長の歩み


10年前、今の夢の森の場所に立って思ったこと。人間が自然に対して行ってきてしまった罪の、その罪滅ぼしをしたい。そして、いつかきっとの夢の先に、野生動物や植物、昆虫が豊かな森に守られて存在し、私たちもその中で幸せに遊ばせてもらっている・・・そんな世界が広がりますように・・・・でした。
1996年11月23日、はじめてここで活動を開始。初めての植樹にむけての作業が始まりました。翌年3月9日、この斜面に焼く70本植樹・・・その時の木々が見事に生長してくれています。


生長したした木々の下を
通る皆さん。大きくなったよ
参加延べ人数  4,433人  日数  267回
間伐地      峯田弥平氏所有地山・峯田茂樹氏・藤田芳太氏・吉田順三氏・           藤田行雄氏・藤田勲氏・藤田富雄氏・藤井卓男氏・峯田茂氏・
          丸屋氏《現在間伐継続中) 所有地山
植樹本数    230本
イベント     植樹・炭焼き・環境教育授業・環境フェア等への出展・
          薬草観察会・やご採集・夢の森のコンサート・
          樹林気功体験会・こんにゃく作り・味噌作り
          しめ縄作り・クズカゴ作り・竹笛作り・キノコ菌打ち・   
          わらじ作り・下駄作り・そば打ち体験・
          キャンプ露天風呂作り・マンドリン演奏会・影絵など
           5つの愛情表現として様々なイベントを展開。
愛は今
味わう
癒す
育む
生かす
守る

10年を振り返って

夢の森に植えた木々は見事に生長。
10年間の保育のたまもの。
ヒロの山は壊滅的。シカ・サルの害に加えて
日照と風通不足からか、桐2本、モミジ1本、
アラカシ2本残るのみ。
他は、グサギと茶が自生するのみ。
イベントは上質な時を演出出来、満足。
間伐を会のひとつの柱としてとらえてきましたが
、市場への搬出も視野に入れていたため、
重労働を強いる事になり、皆さんに負担をかけてしましました。
間伐は今後も継続していくつもりですが、
小規模で無理なく行っていく予定です。
        全般的には
どのイベントもイベントはイベントでしかなく、
そこに来られる方が間伐をしに来てくれるかとか、草刈しに来てくれるかとか、や環境に関して何か動くか・・・
と言うとそうでもないらしい。という事がよくわかってきました。


今後について

会の名前が変わります。
鎮守の森を夢見る会・その二 となります
これからは、5年単位で活動を進めていく予定です。継続判断時期として5年とします。
あくまでもボランティアの枠内で活動をしていくつもりでおりますので、今後も会費、規約等作らずに緩やかな活動を続けていきます。
5年後にどうなっていればいいかをみんなで今後話しあって行きます。
間伐請負中の比津の山の間伐を完了させます。
新津市になったことで、環境教育ボランティアとしての存在価値が高まることが
予想されますので、体験の受け皿としての機能を持続していきます。
                               《間伐体験会・観察会など》
畑の活用。自然農スタイルで畑を利用してもらいます。
夢の森の整備と活用。会のフィールドを有意義に活用。小さなコンサートなど
観察道の整備。植樹した木の名前付けなど
伝統文化継承を適度に継続
皆伐地の購入?30万円にて購入可能な山あり。

 まとめ

 この会の主宰、私藤田雅子がこの活動を通して問うて来たかった事は、環境問題や社会で
起きている様々な問題を、自分自身に向き合って考えていくという事でした。相手の気持ちを
思い取る事を大切にして来た会だと思うのですが、実際には声高に言える事でもなく、それは
雰囲気という世界のこと。表現したり実績を上げたり出来るものではありませんでした。間伐が
すべてではなく、データー重視ではなく、植樹がすべてでもななく、伝統文化継承がすべて
でもなく。この会は結局のところ、何をしていても自分育てになるという観点から発しています
ので、間伐から森の家の掃除にいたるまで、どれひとつ取っても大切な活動内容です。トータルに考えてもらえると、活動の意味がお解かり頂けるのではないでしょうか。ですから具体的な目的がないのがこの会の特徴でもあったと思います、
 森林の荒廃環境をフィールドとはしてきましたが、いろいろな体験の中から五感を磨き、第六感の世界までをも認めていくことで、命へのセンスを持った、豊かな人間として生きていくことの大切さを感じてもらいたかったのだと思います。
 人は様々ですので、見た目に同じ事を繰り返していくと飽きてきたり、もっとすごい事が自分には出来るんじゃないかと去っていったり、こんな活動じゃあ現実の環境はよくならない!!と失望されたりと、いろいろな出会いと別れを経験させていただきました。
 でも私は今も思います。
 やっぱり『ありがとう』が素直に言えて、感謝する心が自然と湧いて来れて、自分以外の命への眼差しが優しくなれればなれるほど、環境問題の基本の解決につながるんじゃないかと。
 皆さんの一生の内で、出会わせていただいたこの時期の、このあなた自身の心育ての一助になっていれば、それでこの会の存在意義があると思っています。
 本日はお集まりいただき、本当にありがとうございました。鎮守の森はご自身の心の中にあるのです。豊かさを育める夢を見ましょう。
今後ともご支援、見守り、どうぞよろしくお願いします。